ATTコラムの設計手順
設計事例(3F建て)
3F建ての場合の設計例を以下に示します。
(1) 設計条件
(2) 許容鉛直支持力の算定
(3) 荷重条件と鉛直力に対する検討
(4) 水平力に対する検討
(1) 設計条件
(1)−1. 建物概要
用途 |
実験棟 |
建築面積 |
680m2、延床面積: 2040m2 |
高さ |
13.2m |
階数 |
地上3階、地下なし
|
構造種別 |
鉄骨造 |
構造形式 |
上部構造 ラーメン構造
下部構造 独立基礎
|
(1)−2. ATT コラムの仕様
杭本体径 |
Do (mm) |
190.7 、 216.3 |
羽根径 |
D (mm) |
400 、 450 |
コラム径 |
Dc (mm) |
600 、 700 |
鋼管厚 |
t (mm) |
7.0 、 8.2 |
杭長 |
Lo (m) |
5.0 (杭先端深度 G.L.-6.4m.) |
コラム長 |
Lc (m) |
5.1 (コラム先端深度
G.L.-6.6m ) |
埋込み長 |
l (m) |
0.1 |
鋼管材質 |
STK400 (基準値 F = 235N/mm2) |
(1)−3. パイルキャップ仕様
基礎底面深度 |
G.L.-1.5m |
高さ |
0.8m |
杭芯間隔 |
2D |
へりあき |
Dc/2 |
|
単位体積重量 γc (kN/m3)
|
24.0 |
(1)−4. 地盤条件
地表面加速度 200gal とした検討で F1 ≧ 1.0 を確認した。
液状化の発生はないものとして設計する。
| 水の単位体積重量 γw
(kN/m3) |
10.0 |
| 地下水位 |
G.L.-2.0m |
| 想定支持地盤 |
砂質地盤 |
|
基礎杭の先端より下方に 1D 、上方に 1D 間の地盤の
標準貫入試験による打撃回数の平均値(回) 
|
10.5
|
|
杭頭部の地盤の変形係数 Eo(kN/m2)
|
3850 ( 700N より推定 )
|
(2) 許容鉛直支持力の算定
(2)−1. 地盤から決まる許容鉛直支持力
(2)−2. 材料から決まる許容鉛直支持力
(3) 荷重条件と鉛直力に対する検討
(3)−1. 荷重条件と杭反力の計算
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(3)−2. 杭反力の集計
●杭本体径 Do (mm) : 190.7
杭本数 n (本): 20 本
長期軸力 NL ( kN ) : 388 ≦ Ra = 393 (kN) O.K.
短期最大軸力 Nmax (kN) : 438
≦ sRa = 786 (kN) O.K.
短期最小軸力 Nmin (kN) : 278 引抜き力は生じない O.K.
●杭本体径 Do (mm) : 216.3
杭本数 n (本): 12 本
長期軸力 NL (kN) : 441 ≦ Ra = 450 (kN) O.K.
短期最大軸力 Nmax (kN) : 589 ≦
sRa = 900 (kN) O.K.
短期最小軸力 Nmin (kN) : 269 引抜き力は生じない O.K
(4) 水平力に対する検討
(4)−1. 杭に作用する総水平力
(4)−2. 水平方向地盤反力係数の算定
ここで、
変位量を算定する際の水平方向地盤反力係数 KHy (MN/m3) : 135 、 123
曲げモーメントを算定する際の水平方向地盤反力係数 KHM (MN/m3) : 506 、
461
変位量に対するコラム効果の割増し係数αy : 4
曲げモーメントに対するコラム効果の割増し係数 α M : 15
杭頭部の地盤の変形係数 Eo (kN/m2) : 3850
(4)−3. 杭に作用する水平力の分配
各杭に作用する水平力は、剛床仮定が成立するものとして、各杭の杭頭水平量を等しくする条件から、杭の
Ip ・β3に比例させて各杭 1本当りに作用する水平力を求める。
鋼管の弾性係数 Ep (×106 kN/m2) :
205
鋼管の断面 2次モーメント Ip (×10-6m4) : 17.1 、 29.1
(4)−4. 水平変位の算定
yo = Qp/4EpIp βy3 ・ Ryo
杭頭変位量 yo (mm) : 3.81
杭頭の固定度から決まる係数 Ryo : 1.2
( 杭頭固定度 α r = 0.8 を仮定している)
(4)−5. 杭本体に生じる応力の検討
設計用軸力 Nmax ( kN ) : 438 、 589
杭本体部の有効断面積
A (mm2) : 4040 、 5361
杭本体部の断面係数 Z (×10 -6 m3) : 179 、 269
杭頭モーメント Mo (kN ・ m) : 17.3
、 22.9
Mo = Qp/2 β M ・ RMo
杭の特性値 β M (m -1) : 1.62 、 1.43
杭頭固定度から決まる係数 RMo : 0.8
(杭頭固定度α r = 0.8 を仮定している)
●杭本体径 Do (mm) : 190.7
杭本体に生じる応力度 σmin (MN/m2) : 205 ≦ F
* = 231 (MN/m2) O.K.
●杭本体径 Do ( mm ) : 216.3
杭本体に生じる応力度 σmin (MN/m2) : 195 ≦ F
* = 233 (MN/m2) O.K.
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