強くしなやかであることは、自然災害に強いこと。
圧縮にも引っぱりにも強く、柔軟な目地を持つヘーベルパワーボードは災害の外力に耐えるとともに、上手に受け流す発想です。
地震の時も構造体の負担が
少ないコンクリート建材です
日本は地震大国。壁の重量が重いと、地震時の揺れや、構造体にかかる負担は大きくなります。コンクリートでありながら水に浮くほどの軽量性も兼ね備えたヘーベルパワーボードは、地震時の建物への負担を軽減します。
また、地震時における構造体の変形をヘーベルパワーボード間の目地で吸収する取付け構造となっており、面内変形試験(地震時の層間変形角を再現する試験)においてもその安全性が確認されています。
面内変形性能試験

試験体(施工中)全景

加力変形後の目地部詳細:
加力により目地部にズレが生じているが、
クラックの発生はない。
最大級の台風以上を想定した
試験をクリアー
ヘーベルパワーボードは、内蔵されているメタルラス網が強度を充分に補強し、日本のほとんどの地域を網羅する過去最大級の台風(基本風速38m/s)の正圧・負圧に対しても充分な強度を持っています。正圧2,100N/m²、負圧1,500N/m²の強風にも耐える設計になっており、実大実験では、負圧の設計荷重の3倍をはるかに超える5,295N/m²まで耐えることができました。また、台風時の風雨を想定した水密試験でも、異常はまったく見られませんでした。

耐風圧強度試験
ヘーベルパワーボードを柱へ取り付けている木ねじ部分から、ヘーベルパワーボードが引き抜けた状態(最大荷重:負圧5,295N/m²)。設計荷重の3倍以上の耐風圧強度を確認することができました。

住宅トラブルの「雨漏り」に
強い設計です
住宅の不具合に関するトラブルの相談で比較的多いのがひび割れや雨漏りと言われています。ヘーベルパワーボードでは37mmの厚みとパネル間を埋めるシーリング材、そしてそれら全体をコーティングする塗装材によって雨を防ぎます。

ヘーベルパワーボードは業界初のシーリングを含む10年漏水保証を実施しています。