一般の方々へ

建物を建築する場合、杭(くい)はなぜ必要となるのでしょうか?

一般の方々へ

杭が必要となるか否かは、「地盤の強さ」と「建物の重さ」との関係で決まります。「地盤の強さ」を知るには、まず地中に存在する支持層の深さ、厚み、土質を調査する地質調査を行います。
「建物の重さ」については、設計者様にご相談の上、ご計画の規模や構造など内容により決めていくことになります。
以上の2つの要素から杭が必要であるかどうかを判断します。

地盤の耐力は十分?

地盤の耐力は十分?

地域や場所によっては、表層地盤が建物をしっかりと支えるだけの強さ(地耐力)を持たないケースがあります。埋め立て地や、河川に近い地域、山を切り崩して造成した地域などがそれにあたります。
「建物の重さ」より、表層地盤(浅い部分)の「地盤の強さ」が上回っていれば杭は必要ありません。逆の場合は何かしらの補強が必要となります。

建物自体の重さや立地も関係してきます

建物が高層化したり、鉄骨造(建物の骨組が鉄骨で構築された建物)、鉄筋コンクリート造の場合など、単位面積あたりの荷重が大きくなると、自然の地盤そのものでは建物を安定して支えきれなくなることが多いです。これに対して、地盤の深い所には、古い年代に堆積した安定した地盤(支持地盤)が存在するので、その支持地盤まで杭を打ち込んで、新たに建設される建物をしっかりと安定した状態に保つ、というのが杭の役目です。

建物が重い?
傾斜地・がけ地?

信頼の杭工法 EAZET

信頼の杭工法 EAZET

EAZETは、小型の施工機械により、低振動・低騒音、排土の発生ゼロで施工を行うことができる、環境に優しい杭工法です。大型の重機械で行われる一般の杭工法と異なり、近隣への影響を極力小さくする形で杭工事を行えます。また、施工機械のトルク管理により、しっかりと支持層まで杭が到達することを確認できます。
建物をご計画の際に、杭が必要と判定された場合、ぜひEAZETをご検討ください。

EAZET検討の手順

EAZET検討の手順

ボーリング柱状図による工法採用のイメージ

ボーリング柱状図による工法採用のイメージ
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