仕様検討例3 EAZET ETを活用した検討例
立面図
杭伏図
1. 仕様検討条件
(1)支持層:
(2)杭材質:
-
Dw:杭先端羽根部径(mm)
Do:杭本体部径(mm)
・土質柱状図と基礎
2. 許容鉛直支持力Raの算定
杭材及び地盤の許容支持力により、EAZETの各杭における鉛直支持力を決定する。
・長期許容鉛直支持力
- 注意:ETを使用した場合は、ETから上部の周面摩擦力は考慮できません。
・判定
・短期許容鉛直支持力
3. 杭明細
・各支点への割付
4. 地震時水平力に対する検討
地震時水平力に対する検討は、『地震力に対する建築物の基礎の設計指針』日本建築センターによる。尚、水平力による解析は、多層地盤を考慮した解析法による。
1.地震設計用外力
2.水平方向地盤反力係数
・各層ごとの水平方向地盤反力係数
3.横方向係数β値の算定
4.地震時水平力の検討
地震時水平力の検討は、各杭の杭頭変位が等しくなるように分配し、杭頭に集中力として作用させた場合について検討を行う。水平力によって生じる杭体の曲げモーメント、変位等は弾性支承ばりとし、多層地盤にて計算を行う。
-
詳細は、土木技術40巻12号
「杭の断面力計算プログラム」参照
(1)水平力の分担
杭径が数種類ある場合は、杭頭変位 yoを等しくする条件から、表に示すように変位量から逆算して水平力を求める。
(2)杭体に発生する曲げモーメント、変位等
(3)杭材の諸元と荷重条件
(4)杭材応力度の照査
5.変形量及び断面力
①上杭φ318.5mm STK490 12.7mm
下・中杭φ267.4mm STK490 8.0mm
②上杭φ267.4mm STK490 12.7mm
下・中杭φ267.4mm STK400 8.0mm
