共同住宅

共同住宅でのネオマフォームの活用

共同住宅の企画・設計における断熱材への関心が高まっています。 多くのZEH-M(ゼッチ・マンション)、高断熱仕様の共同住宅が計画され、その際に適切な断熱材を選定することが重要な設計要件となっております。

RC集合住宅における断熱部位と
ネオマフォーム仕様

屋上部、外壁部、内装部、床部、天井部、それぞれの部位に対応した複合製品を揃えております。

部位 使用例
外壁部(内断熱) ネオマフォーム、ネオマ断熱ボード後張り施工
外壁部(外断熱) ネオマフォーム外断熱工法
屋根部(外断熱) 断熱防水工法
外気に接する床・ピット部 ネオマフォームUF RC打込み施工
界床部(天井、床断熱)NEW ネオマフォームDH RC打込み施工
界壁部(断熱補強) ネオマフォームDH RC打込み施工
※その他のネオマフォーム製品を各部位にご検討の際はお問い合わせ下さい。

外壁部(内断熱)

  • DB:ネオマ断熱ボード

共同住宅の高断熱仕様では断熱材が厚くなることにより、壁厚が厚くなりがちです。
石膏ボード複合製品であるネオマ断熱ボードは従来の断熱工法に比べ、薄い材厚で同等の断熱性能を有する為、居室空間の確保がしやすくなります。

ネオマフォームの高性能+接着工法で、現場発泡ウレタン吹付けなどの工法に比べて、仕上げ厚さを薄くすることができます。

外壁部(外断熱)

  • NF:ネオマフォーム

建物の断熱の連続性を考え、外断熱工法を採用する計画も増加しております。
外断熱工法を採用する場合はNOIM工法、在来工法でネオマフォームをご利用いただけます。
また、㈱ツヅキの外断熱工法においてもネオマフォームが標準的に採用されております。

屋根部

  • NF40K:ネオマフォーム高密度品
  • NF:ネオマフォーム

RC屋根仕様においてもネオマフォームは採用されています。(㈱エイ・アール・センター ケミアスルーフ防水等)
ネオマフォームの断熱性能を活用して、優れた屋根仕様を実現いたします。

外気に接する床・ピット部

外気に接する床では、優れた断熱仕様が必要となります。また、内装制限などから、不燃性・耐燃焼性を持つ製品の採用が検討されます。
ネオマフォームUFは断熱性能に優れるとともに、不燃材料認定を取得しております。また、RC打込み工法が可能なため施工性に優れます。是非活用をご検討下さい。

  • ピットでご検討の場合、水が溜まり常時高湿状態となる場所には採用できません。

ネオマフォームUFの特徴

断熱性 熱伝導率0.020[W/(m・K)]のネオマフォームの高断熱性により、高い断熱性能を発揮します。
耐火性 不燃材料認定を取得しております。
施工性 打込みでの施工が可能です。現し仕上げが可能なため施工の省力化に役立ちます。

界床部

ZEH-M(ゼッチ・マンション)においては、各住戸すべてに断熱を施す必要があります。
界床部は、断熱材の厚み仕様と同時に、施工方法についても考慮する必要があります。
ネオマフォームDHは断熱性能に優れるため、居室空間の確保に寄与します。また、RC打込み工法が可能なため、コンクリート躯体と断熱を同時に施工することが出来ます。

界床部・天井打込仕様

ネオマフォームDHは現場発泡ウレタン吹付と比べて、上向きでの吹付作業や現場養生、足場設置が不要な為、工期短縮や現場手間の軽減に大きく貢献します。

ネオマフォームDH 天井施工状況(型枠脱型後)

  • 最上階の直下の天井部のRC打込み断熱仕様としてはネオマフォームUFをお薦めしております。

界床部・二重床断熱仕様

  • 写真はネオマフォームF

ネオマフォームは断熱性能が高い為、二重床など限定されたスペースにおいても、優れた断熱性能を確保することが可能です。

界壁部(断熱補強)

建物外部からの熱橋を防ぐために、界壁部への断熱材の選定は重要です。
RC打込み仕様に対応したネオマフォームDHは、この部位での最適な断熱仕様の一つです。居室空間を十分に活かした設計に貢献することが可能です。

ご意見、ご質問など、問い合わせは、
下記フォームよりお願いいたします。