※「ネオマフォームDHTM」は2025年3月をもって販売を終了いたします。内容はこちらをご確認ください。
ネオマフォームDHは両面に特殊樹脂を塗布したRC打込み可能な製品です。
界壁等の断熱補強が必要な部分に打込むことで、段差なく施工ができます。
最高レベルの断熱性能で、増打ちコンクリートの厚さを薄くできます。
※11階以上に使用する等で、内装制限を受ける場合は、ネオマフォームUF(不燃材料認定品)をご使用ください。
断熱性 | 熱伝導率0.020[W/(m・K)]のネオマフォームの高断熱性により、高い断熱性能を発揮します。 |
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耐燃焼性 | フェノール樹脂を使用している為、耐燃焼性に優れます。 |
施工性 | 打込みでの施工が可能です。 |
薄い仕上げ | 断熱等性能等級4 断熱補強部の熱抵抗の基準値0.6[(m2・K)/W]をネオマフォームDH12mmで確保。 広い室内空間に貢献します。 |
型枠脱型時
モルタル仕上げ終了時
①必要部分へ打ち込むことで、段差無く施工できます。
②最高レベルの断熱性能で、増打ちコンクリートの厚さを薄く(12mm)できます。
③厚さ12mmなので居室を広く利用できます。
従来の断熱補強
パターンA (ウレタン吹付け工法) |
パターンB (石膏ボード付き断熱材後張り工法) |
パターンC (一般断熱材打込み工法) |
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室内側に段差が生じ、 |
室内側に段差が生じ、納まりが悪くなる。 |
増打ちコンクリートが厚く、 |
内断熱工法の場合
地域の区分 | ||||
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1及び2 | 3及び4 | 5、6及び7 | 8 | |
断熱補強の 範囲(mm) |
900 | 600 | 450 | ー |
熱抵抗の基準値 〔(m²・K)/W〕 |
0.6 | 0.6 | 0.6 | ー |
「住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準」
(平成28年 国土交通省告示第266号)より、抜粋
(2) 外皮の断熱性能等に関する基準
ハ 構造熱橋部の基準(抜粋)
柱、梁等が壁又は床の断熱層を貫通し、かつ、壁又は床から柱、梁等の突出先端部までの長さが900ミリメートル未満であるときは、当該柱、梁等がないものとして扱うこととする。
ネオマフォーム(t=12)の熱伝導率はλ=〔0.020W/(m・K)〕であり、 上記熱抵抗の基準値〔0.6(m²・K)/W〕をクリアする厚さは以下の式により、12mmとなります。 熱抵抗R〔(m²・K)/W〕=断熱材の厚さt(m)÷熱伝導率λ〔W/(m・K)〕∴t=R×λ=0.6×0.020=0.012m=12mm
断熱補強部の必要厚さ例〔熱抵抗0.6(m²・K)/W〕
熱伝導率[W/(m・K)]※2 | 必要厚さ | |
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ネオマフォーム※1 | 0.02 | 12mm |
JIS A 9521 硬質ウレタンフォーム断熱材2種2号A | 0.024 | 14.4mm |
JIS A 9521 押出法ポリスチレンフォーム断熱材3種bA | 0.028 | 16.8mm |
JIS A 9521 押出法ポリスチレンフォーム断熱材1種bA | 0.04 | 24mm |
※1 ネオマフォームDHの断熱材部分(JIS A 9521フェノールフォーム断熱材1種2号CⅡ)
※2 いずれも「JIS A 9521建築用断熱材(2017)」によります。
測定報告
〈測定概要〉
実際に施工された実棟において、JIS A 1417:2000「建築物の空気音遮断性能の測定方法」を参考として行った。
〈測定結果〉
ネオマフォームDHにて界壁部分の断熱補強を行った隣戸間の遮音性能はD-50であった。これは、日本建築学会の遮音性能基準による適用等級(集合住宅)1級として認められ、ネオマフォームDHを使用することによる遮音性低下への影響は少ないと考えられる。
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