コラム

【ネオマジャーナルvol.3】ネオマフォームで空調負荷や電気使用量を削減。シミュレーション結果をご紹介

その特性を活かして様々な部位に用いられているネオマフォームですが、建築物や外壁パネルの芯材、工業用タンクで使用すると、 多くのメリットがあることがわかっています。シミュレーション結果より他素材と比較しならがそのメリットをご紹介します。

Ⅰ.鉄骨造へのネオマフォーム採用により、電気使用量が少なくすむ

鉄骨造建物(耐火建築物)において、ネオマフォームと代表的な外装仕様で、「空調負荷」「電気使用量」をシミュレーション比較しました。
①金属外装材 + ネオマフォームFS25
②金属外装材 + ロックウール吹付 + 内装石膏ボード
③金属外装材 + 石膏ボード + 木毛セメント板

■シミュレーション結果

他の組み合わせと比較して、ネオマフォームFS25は、空調負荷を大きく削減することがわかります。


ネオマフォームFSは、電気使用量もより削減することができます。

Ⅱ.パネル心材としても、ネオマフォームは空調負荷の削減に貢献

ネオマフォームは、多くの様々なプレハブ建築物で、外壁パネルの芯材、 屋根部や床部の断熱材として使用されています。
ネオマフォームで断熱されたプレハブ建築物のシミュレーション結果を他素材と比較してご紹介します。

■シミュレーション結果

各断熱材と同じ厚さのパネル仕様で比較した場合、ネオマフォームは空調負荷を低く抑えられます。

 

Ⅲ.醸造タンクでも優れた保温力を発揮

ネオマフォームを工業タンクの断熱材として検討する事例が増加しています。特に保温、加熱して内容物を保管する機能をもつタンクの場合では、放散される熱量を抑えるための断熱材選びがとても大切です。一般工業用保温材として選択されるケイ酸カルシウム板との比較をシミュレーションしました。
*結果はJIS A 9501に基づく計算による理論値であり、性能を保証するものではありません。

■シミュレーション結果

シミュレーションの結果では、放散熱量を63,000(kWh/1年)削減するものとなり、これによる電気代の節約は年間44万円となります(7円/kWで算定)。また、CO2の削減という切り口に換算すると年間9.8トンの削減になります。

★鉄骨造窯業系サイディング 外装仕様でのネオマフォーム採用のご提案

鉄骨造建築で多く採用されている窯業系サイディング。その断熱仕様として、ネオマフォームの内張仕様をご提案します。
室内側にスタッドを設置、ネオマフォームFSを取り付けることで、シンプルな施工が可能です。繊維系断熱材の充填仕様に比べて下地材による熱橋などの影響が少なく、長期的な性能維持に貢献します。

ネオマジャーナルvol.3 PDF版

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