上下水道施設(浄水場・配水池・ポンプ場・各種処理施設等
/RC水槽・機械基礎・設備建屋・重量構造物)の杭基礎工


基礎選定のポイント

過去の採用実績をもとに、上下水道施設におけるEAZETの適用可能性と、基礎工法選定時の主な検討ポイントを整理しました。既設施設内での増設・更新や耐震補強など、施工スペースや高さが制約される工事では、小型施工機械による施工が可能な小径鋼管杭の特長を生かせる場合があります。あわせて、公益社団法人土木学会の技術評価を取得しているATTコラムの採用事例をご紹介します。

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採用例・構造体の特徴・案件の背景と課題

上下水道施設に共通する構造上の特徴と、基礎計画で生じやすい課題を整理します。

採用例 構造体の特徴 背景・課題

 浄水場・配水池・ポンプ場・
各種処理施設
設備棟・配管ラックなど
(新設・更新・耐震補強)

 

  • ・上部構造形式が多様
    (RC構造物、設備機械、塔状、タンク等)
  • ・施設構内における設置場所が多岐にわたる
  • ・水圧、土圧、設備荷重、地震時水平力が作用
  • ・不同沈下と浮き上がりを防止
    (水密性、配管接続、機器精度)

 

  • ・軟弱地盤では、支持力の確保と沈下対策が必要
  • ・施設稼働中の工事では、作業スペース・高さ・搬入経路が限られる
  • ・既設管路や構造物に近接し、騒音・振動や掘削残土の抑制が必要
イメージ図

イメージ図

採用実績からみる主な検討条件

ここでは、採用実績から見えてきた主な検討条件を整理します。基礎形式の選定では、構造物の種類だけでなく、施工・地盤・設計・周辺条件を一体で確認します。

施工条件 地盤条件 設計条件 その他条件

様々な施工機械により

  • ・狭小地や高さ制限のある場所でも施工可能
  • ・搬入条件に応じて杭材を分割し、施工可能
  • ・低騒音・低振動で、施設稼働中の工事にも対応可能
  • ・EAZETは、水を使わず、軟弱層下の支持層まで施工可能
    ※軟弱地盤が50~60m続く場合は、ATTコラムを提案
  • ・支持層の深さ・傾斜に合わせて杭長を設定
  • ・地盤条件に応じて、先行掘削を併用可能
  • ・限られた基礎幅内に杭を配置
  • ・先端部拡大による高支持力を活用
  • ・高耐力の鋼管と引抜き支持力を用いて、浮き上がりを防止する
  • ・不等沈下に配慮した設計検討
  • ・複数台や夜間施工による工期短縮
  • ・小型施工機や特殊施工機を使用することで、仮設工事を低減できる

EAZETによる対応

施工条件への対応
↓
  • ・小型リーダレス機による施工が可能
  • ・限られた施工ヤードに対応しやすい
  • ・搬入条件に応じて杭材の分割長を調整
  • ・仮設構台規模の縮小を検討可能
地盤条件への対応
↓
  • ・軟弱層下の支持層まで杭を到達させる
  • ・支持層深度に応じて杭長を調整できる
  • ・延長方向の地層変化に対応しやすい
  • 必要な支持力に応じて杭仕様を選定できる
設計条件への対応
↓
  • ・限られた底版幅内で杭配置を検討できる
  • ・2本/列などの配置に対応可能
  • ・必要支持力に応じて杭径、羽根径を設定
  • 杭頭埋込みなどの接合方法を検討できる
その他条件への対応
↓
  • ・低騒音、低振動施工に対応
  • ・セメントミルクを使用せず水路周辺へ配慮
  • ・仮設費や施工機械費の低減や工期短縮を検討できる
  • ・小型機械により搬入時の影響を抑えやすい

具体的な採用事例

地盤条件、荷重条件、施工条件に応じて、ATTコラムを採用した事例もあります。
支持層が深い地盤条件でのATTコラムの採用事例です。孔口から26mまでN値10前後の軟弱地盤でした。N≧1より設計可能かつ技術評価を取得しているATTコラムを適用し、杭長を抑えることでコストダウンになり、ご採用いただきました。

Point
  • ・土木構造物では支持層が粘性土の場合、N値20以上が条件となるため、EAZETのような支持杭では非常に杭長が長くなる地盤でした。
  • ・ATTコラムであればN≧1から採用可能であり、杭長が短くても大きな支持力を発揮することができます。
柱状図とATT姿図

柱状図とATT姿図

杭明細と杭配置

杭明細と杭配置

杭頭接合のイメージ

杭頭接合のイメージ

施工時

施工時

完成後

完成後

資料ダウンロード、設計・施工検討サポートのご依頼

構造物の種別・準拠指針・地盤条件・施工条件の組み合わせによって、最適な杭仕様や工法は大きく変わります。計画概要をご共有いただければ、EAZET/ATTコラムを用いた最適な杭仕様の検討、概算コスト・工期の目安、施工計画上の留意点をご提示します。基礎設計の初期検討・工法比較の段階からご相談いただけます。またすべてのサポートは費用はかかりません。

「杭が必要かもしれない」という検討初期の段階から、お気軽にお声がけください。

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