新形状セラミックタブ EGアークタブ フランジ外でアークスタート 余盛形状が滑らか溶接部の品質確認が容易

OVERVIEW工法概要

EGアークタブはスチールタブの溶接始終端部品質と固形タブの作業性を兼ね備えた新形状セラミックタブです。フランジ内の欠陥発生率を低減し、余盛形状を滑らかにすることができます。また、溶接後の品質確認も容易です。

主にH形鋼の梁フランジ溶接

主にH形鋼の梁フランジ溶接

ご使用例

ご使用例

溶接施工を実施される前に、本製品に同梱されている
取扱い説明書を必ずご一読下さい。

PRODUCT STANDARDS製品規格

形状寸法

(単位:mm)

製品
名称
高さ
(h)
適用
フランジ
奥行
(d)

(b)
余盛部
(e)
EGT20 20 ≦16 46.0 30 18
EGT32 32 ≦26 54.5 30 18
EGT50 50 ≦40 67.1 30 18
  • ※製品仕様・外観は予告なく変更することがあります。※印刷物と実物とは多少外観が異なることがあります。
製品規格

FEATURES特長

特長1 フランジ外でアークスタート

フランジ外に長さ18mm程度の余盛形成
→ フランジ内の欠陥発生率の低減

特長2 余盛形状が滑らか

実験で裏付けされた耐震性の向上、
梁端始終端部の応力集中を緩和
梁端部 溶接部 耐力の上昇
→梁端部の塑性変形能力の向上

【参考文献 】

・改良型固形エンドタブを用いて角形鋼管柱に現場溶接接合された梁の塑性変形能力(その1),(その2),
日本建築学会大会学術講演梗概集(東海),2012.9

・改良型固形エンドタブを用いて角形鋼管柱に現場溶接接合された梁の塑性変形能力(その3),(その4),
日本建築学会大会学術講演梗概集(北海道),2013.9

・改良型固形エンドタブを用いて角形鋼管柱に溶接接合された梁の塑性変形能力(その1),
日本建築学会近畿支部研究発表会, 2012.6

特長3 溶接部の品質確認が容易

フランジ端部のUT 検査精度向上、溶接後に溶接パス数の目視確認可

ご採用理由例

設計

  • ・現場溶接における梁端部耐力確保
  • ・溶接部品質向上による耐震性の向上

品質管理

  • ・溶接パス数の視認性
  • ・品質管理業務の負担軽減

施工

  • ・現場溶接における施工性
  • ・スチールタブの切除作業対策
  • ・めっき施工後のスリット部錆対策