基礎TOPICS Vol.44
EAZET、ATTコラムの補強施工事例をご紹介します。
今回は、EAZETとATTコラムによる補強事例を紹介いたします。安心安全を確保する為に、防災・減災に対する意識が高まっており、内閣官房ホームページによると令和5年度 (2023) の国土強靭化関係予算は4兆7,454億円となっています。
このような情勢において「補強」は非常に大事なワードとなっており、 弊社の工法を用いて、 既存基礎周辺への増し杭や 特殊な施工場所での杭施工等、多くの実績を積み重ねてきております。今回の基礎TOPICSもお客様の参考にして頂ければ幸いです。



補強現場での困りごと
・既設設備の近傍に施工機が寄り付けない
・施工空間が狭すぎる
・施工場所へのアクセスが確保できない
・火気の使用は禁止となっている
・振動、騒音が問題となる
・工場の稼働に影響がある
・産業廃棄物や汚染土が埋もれている
増し杭による既存基礎構造の補強例 [広島平和記念資料館の免震改修工事]
重要建築物の耐震化・免震化工事をする現場では、複雑な施工条件下で基礎補強を行わなければならない場合があります。そういったお客様の問題解決策として、EAZETをご採用頂いた事例になります。
この現場で上空制限が約6~2mしか取れない上、地上の柱間も狭いという複雑な施工条件の中で、既存建築物の基礎と梁が交差する箇所に4方向・8本のEAZET杭を増し杭する計画でした。
そこで、弊社の特長ある小型施工機械を短尺リーダー化(リーダー長さを5.2m、4.2m、2.0mに改造)し、1~2mの杭を機械式継手で接合することでお客様のご要望に合った基礎補強を計画通り施工することができました。


補強事例
設備を稼働しながら、工事を実施したいというご要望が多いです。下記のように多数実績があります。

建築・土木を問わず施工実績がございます。実は、既存基礎にかなり寄り付けることも重要なポイントになります。


既存基礎の間にEAZET杭を施工して、橋を補強した事例になります。
関連HPアドレス
展示会のご案内 1
先端羽根付き鋼管杭 EAZET、ソイルセメント併用羽根付き鋼管杭 ATTコラムの実物に近い模型をご覧になれます。
その他機械式継手(CCジョイント)をご用意しております。お気軽にご来場ください。
名 称 メンテナンス・レジリエンスTOKYO2023
会 期 2023年7月26日(水)〜28日(金)の3日間 10:00~17:00
会 場 東京ビッグサイト 東展示棟
主 催 一般社団法人日本能率協会
ブース 「第49回プラントメンテナンスショー」に出展します。旭化成建材ブース(所在地:M4-100)
事前申込はこちら
展示会のご案内 2
第58回 地盤工学研究発表会にて弊社基礎商品ブースを出展しております。是非お立ち寄りください。

弊社展示期間 2023年7月11日(火)~13(木)までの3日間
会場 福岡国際会議場
発表会のHPはこちら