継手の種類

鋼管杭工法や回転杭工法にとって、杭の接続は非常に重要な要素です。イーゼット工法では継手仕様として、機械式継手(AKジョイント、CCジョイント)、もしくは溶接継手を使用します。

EAZETの接続方法
継手仕様

EAZET(イーゼット)の3種類の杭接続方法

AKジョイント(一般財団法人 日本建築センター 評定書 BCJ評定-FD0509-03)

イーゼットでは今までの溶接継手、CCジョイントの継手仕様に、新しくAKジョイントが加わりました。ねじり性能を高めた新しい仕様で、より信頼性、安定性に優れた杭接続を実現していきます。

AKジョイント

杭径別採用可能継手仕様

AKジョイントの杭径別採用可能継手仕様

杭接続時間目安

AKジョイントの杭接続時間目安
AKジョイントのねじり性能比較

AKジョイントの接続工程と管理のポイント

一次締め、二次締めとも、トルクレンチで所定の締め付けトルクを確認することで、杭同士をしっかりと接続します。

  • 1.下杭埋設

    1.下杭埋設
  • 2.継手部の清掃

    2.継手部の清掃
  • 3.ガイドリングのセット

    3.ガイドリングのセット
  • 4.上杭(中杭)の建て込み

    4.上杭(中杭)の建て込み
  • 5.杭の接続

    5.杭の接続
  • 6.杭の鉛直度の確認

    6.杭の鉛直度の確認
  • 7.外プレートの取付け

    7.外プレートの取付け
  • 8.ボルトの一次締め

    8.ボルトの一次締め
  • 9.マーキング

    9.マーキング
  • 10.マーキング完了

    10.マーキング完了
  • 11.ボルトの本締め

    11.ボルトの本締め
  • 12.外観検査

    12.外観検査

AKジョイントと杭の組合わせ一覧

対応可能な杭の組合わせは下図の通りとなります。(腐食しろ1mmの場合)

AKジョイントと杭の組合わせ一覧
  • 黒字:STK400材
  • 赤字:STK490材
  • 緑字:SEAH590材
  • 注意:AKジョイントを利用した杭に引抜き支持力を期待する場合には、AKジョイント部における引張り曲げの検討が必要となります。詳しくは当社営業担当者にご相談ください。
  • △:条件付き対応可能(旭化成建材にお問い合わせください。)
  • ※(一財)日本建築センターの「基礎ぐいの機械式継手評定方針」の変更に伴い、[BCJ評定-FD0509-03](交付日:令和元年6月20日)より杭体の水平力に対する検討を行う場合には、AKジョイントの剛性を考慮した検討が必要となります。詳しくは当社営業担当者にご相談ください。
  • ※SEAH590[STKT590]は、国土交通大臣認定(MSTL-0419)を取得し、JIS G3474(STKT590)についてJIS規格の表示を認証された製品です。

使用材料

部材 規格
外プレート/継手部
  • JIS G 3106(溶接構造用圧延鋼材)に定めるSM490
  • JIS G 3136(建築構造用圧延鋼材)に定めるSN490
ボルト※
  • JIS B 1051(鋼製のボルト・小ネジの機械的性質)に定める強度区分
  • 10.9の機械的性質を有するもの
  • JIS B 1180(六角ボルト)に規定するもの
  • ※許容応力度の基準強度として700N/㎟並びに材料強度の基準強度として700N/㎟の数値が国土交通大臣によって強度指定されたもの

CCジョイント(一般財団法人 日本建築センター 評定書 BCJ評定-FD0045-08)

一定の管理のもとに工場生産された
①カプラー、②クリッパー、③締結ボルトセットの主要部品から構成されています。
接続作業に特殊な技能は不要であり、風、気温等の施工時の気象条件の影響を受けにくいのが特徴です。

CCジョイント

杭径φ267.4の場合
※分割数は杭径によって異なります。

CCジョイント2

杭径φ190.7の場合

杭径別採用可能継手仕様

CCジョイントの杭径別採用可能継手仕様

杭接続時間目安

CCジョイントの杭接続時間目安

CCジョイントの接続工程と管理のポイント

一次締めでのトルクの確認、本締めではピンテールの破断、マーキングのずれを確認するのが、管理のポイントです。

  • 1.下杭埋設

    1.下杭埋設
  • 2.クリッパー·ボルト·ビンの設置

    2.クリッパー·ボルト·ビンの設置
  • 3.上杭の建て込み

    3.上杭の建て込み
  • 4.一次締め

    4.一次締め
  • 5.マーキング

    5.マーキング
  • 6.本締め

    6.本締め
  • 7.外観検査

    7.外観検査

CCジョイントと杭の組合わせ一覧

対応可能な杭の組合わせは下図の通りとなります。(腐食しろ1mmの場合)

CCジョイントと杭の組合わせ一覧
  • 黒字:STK400材
  • 赤字:STK490材
  • 注意:CCジョイントを使用した杭に引抜き支持力を期待する場合には、CCジョイント部における引張り曲げの検討が必要となります。詳しくは当社営業担当者にご相談ください。

使用材料

構成部品 規格
カプラー MSTL-0367 国土交通大臣認定 UNY- 490
クリッパー
  • MSTL-0369 国土交通大臣認定 UNY-930
  • MSTL-0470 国土交通大臣認定 UNY-930Ⅰ
締結ボルトセット トルシア形
高力ボルト
  • JSS 09-1996 (日本鋼構造協会規格)
  • MBLT-0036 国土交通大臣認定
六角ナット
平座金
ねじり補強ピン MSTL-0370 国土交通大臣認定 UNY-930

溶接

開先部は、ワイヤーブラシ等で不純物を十分に除去する。又、継手の重ね合わせは、裏当て金具を介して密着具合を確認して溶接する。

スクリューパイルイーゼット工法溶接継手
  • 1.継手の溶接は原則として、アーク溶接とする。
  • 2.溶接工は、JIS Z 3841、またはWES8106に定められた試験に合格した者とし、継続して杭の溶接作業に従事している者とする。
スクリューパイルイーゼット工法溶接継手、開先加工
  • ■ 開先について
  • 厚6mm以上の鋼管については、鋼管端部を片側のみ開先加工を施します。
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