よくあるご質問

一般編

Q1 イーゼットはこれまでどのぐらいの施工数をこなしていますか?

A1

1994年4月の発売以来、累計の施工実績数は4万件を超えております。
Q2 国内どこでも採用が可能ですか?

A2

製造拠点となる工場は全国に6ヶ所あり、施工店も全国に配備しておりますので、日本全国あらゆる地域での採用が可能です。(島しょ部、山岳部などでは施工機械の搬出入のため特別の準備が必要となります)
Q3 海外での採用は可能ですか?

A3

工事実績はありますが、本格販売はしておりません。施工体制の整備状況や施工機械・材料の運搬などを考慮し、個別のお打ち合わせをさせて頂ければと思いますので、まずは旭化成建材にお問い合わせください。
Q4 イーゼットの一般名称は何ですか?

A4

杭工法の新しいジャンルとして位置づけられ、回転埋設方式の特殊埋め込み工法とされていましたが、近年では無排土の回転圧入方式で施工を行う「回転鋼管杭」杭工法の様式として認知されています。しかし、その「回転鋼管杭」は杭径φ400以上を指すことが多く、現在最大本体杭径がφ355.6mmであるイーゼット工法は、「小径回転鋼管杭」と言うことが出来ます。
Q5 イーゼットは杭工法の中の分類では何にあたりますか?

A5

既成杭における『埋め込み工法』に分類され、その中の『回転埋設工法』に該当します。
Q6 杭材のジョイントはどのように実施しますか?

A6

回転杭工法として、杭の接続は非常に重要な要素です。イーゼット工法では継手仕様として、機械式継手(AKジョイント、CCジョイント)、もしくは溶接継手を使用します。
Q7 残土が発生しないとのことですが、杭体積分の土はどこへ行ってしまうのですか?

A7

本体体積分の土は、杭周辺部に押圧され押しのけられます。先端部のみがスパイラル形状をしていることから土が地表に上がってくることはありません(施工開始後しばらくは若干の盛り上がりは発生します)。
Q8 イーゼットは施工と杭材料を別途に手配することができますか?

A8

原則できません。全国の販売店を通じて材料・工事一体でお届けいたします。
Q9 イーゼットの実際の販売体制はどうなっていますか?

A9

施工管理技術者を有した杭施工会社様(販売店)により、ユーザー様のニーズに合わせた工事のご提案から、品質・安全・工程管理などが行われます。
Q10 イーゼットの施工は一般の杭打機械で工事が可能ですか?

A10

イーゼットの施工は、イーゼット工法施工のための能力を持つ専用施工機械によってのみ実施されます。また、その施工機械の性能は年々上昇し、バリエーションも豊富になってきております。
Q11 イーゼットの材料納期はどれぐらいですか?

A11

杭材納期は標準杭仕様を選択する場合3週間程度から対応が可能です。可能な限りの在庫対応をすることで、一般的な既成杭に比べて極めて短納期の対応を実施しております。

杭仕様・認定内容編

Q1 イーゼットの杭素材は何ですか?

A1

イーゼットは、杭本体素材として主に一般構造用炭素鋼鋼管を採用しております(JIS G3444、STK400、STK490)。安定性かつ汎用性に富んだJIS規格鋼管を採用することで、信頼性が高く、杭材納期が比較的短い杭材料となっております。杭本体部径と比べて約2倍~3倍に拡大した杭先端部についても同様なJIS規格品を採用(JIS G3101 SS400、JIS G3106 SM490Aなど)、要求される支持力性能に応じて先端仕様を選択、杭本体との組み合わせで、最適な杭仕様をご提案いたします。
Q2 杭先端羽根部材の厚みはどのように決定されていますか?

A2

イーゼット杭仕様ごとに、羽根部が受けもつ最大短期荷重において、羽根材の曲げ・せん断力の照査を行って決定しています。
Q3 イーゼットの採用できる支持層地盤は?

A3

砂層、砂層に加えて、粘性土層を支持層として選択することができます。(地盤状況や施工機械によって施工出来ない可能性がありますので、旭化成建材にお問い合わせください。)
Q4 イーゼットの最大・最小施工長は?

A4

条件により異なりますので『認定内容比較表』よりご確認ください。(地盤状況や施工機械によって施工出来ない可能性がありますので、旭化成建材にお問い合わせください。)
Q5 杭材はどのような単位で発注可能ですか?

A5

基本的にそれぞれの杭径で、3,4,5,6mという1m単位での発注となります。これ以外の杭長の場合は個別の検討が必要となります。

設計編

Q1 設計上、鋼管の腐食代を考慮しますか?

A1

特にご指示がない場合、1mmの腐食代を考慮して設計を行います。
Q2 地盤調査のデータの中で、何が必要ですか?

A2

標準貫入試験による打撃回数(N値)が必須となります。その他、一軸圧縮試験、孔内水平耐荷試験、液状化判定、圧密試験等が必要となる場合があります。
Q3 支持層地盤のN値の範囲はどうなっていますか?

A3

条件により異なりますので、以下のリンクよりご確認ください。 また、平13国交告1113により、支持地盤下部に軟弱層がある場合などには建築物又は建築物の部分に有害な損傷、変形及び沈下が生じないことをご確認ください。
Q4 複数の杭径を一つの建物で採用することは可能ですか?

A4

可能です。それぞれの荷重条件に対して最も経済的な配置でご提案します。(剛床仮定の場合は、各杭径の杭頭変位量が同じになるように検討いたします。)
Q5 杭先端径がそれぞれの杭材で複数種類あるのはなぜですか?

A5

地盤から決まる支持力は羽根径で決まるため、複数の羽根径を用意することでより経済的な提案を可能にします。
Q6 地震時に作用する水平力に対して、イーゼットではどのような検討が必要ですか?

A6

建築設計の場合、一般の杭工法と同様、「地震力に対する建築物の基礎の設計指針」(日本建築センター)、「建築基礎構造設計指針」(日本建築学会)に基づいて検討が必要です。
Q7 厚みの異なる杭材はどんな時に採用しますか?

A7

地震時に作用する水平力に対して、上杭の厚みを中下杭より厚くして経済的に対応する場合に用います。(例:中下杭 8.0mm、上杭 12.7mm等)
Q8 STK400、STK490、SEAH590はどのように使い分けを行いますか?

A8

数値が大きい方が許容応力度が大きく、杭材に生じる応力によって材料を選定します。
Q9 イーゼットETとは何ですか?

A9

EAZET ET(イーゼット Extended Top)は、一体成型型テーパー鋼管を採用する新しいイーゼット杭仕様です(建築基準法第37条指定材料 MSTL-0230)。これまでの同一杭径に限定された提案から一歩進んで、杭頭部に作用するモーメントに的確に対応、地震時の水平力、杭頭変位に対して合理的かつ経済的な対応を行うことが可能です。
Q10 イーゼットETは、どのような場合に採用されますか?

A10

地中部に作用する曲げモーメントが大きい場合にテーパー形状のイーゼットETにより合理的かつ経済的対応を行います。具体的にはある程度杭長が長い場合に経済的杭提案が可能となります。
Q11 イーゼットの引抜き性能について教えてください。

A11

イーゼットの引抜き力性能は、財団法人ベターリビングや日本建築センターにおいて性能評定を取得しております。適応する地盤条件、支持力係数、継手の仕様など、について運用が異なる点があるので注意が必要です。詳しくはEAZET(引抜抵抗力)のページをご覧ください。

施工および施工管理編

Q1 支持層への到達、根入れはどのように管理しますか?

A1

イーゼット工法は杭先端羽根部を地盤に回転埋設させていく工法です。地盤調査データと施工深度、施工回転トルクの推移、1回転当たりの貫入量を比較しながら、総合的に打ち止めの判断を実施します。支持層への根入れを1Dw以上を基本とします。施工回転トルクの変化傾向から、当初設計よりも支持層の発現が深くなった場合でも、元請様、工事監理者様等の関係者と協議の上で、杭を継ぎ足すことが可能であり、確実に支持層までの施工を実施します。
Q2 施工時に杭長に変更が生じるのはどんな場合ですか?

A2

一つの現場で支持層が流れていたり、支持層深度に違いが出る場合があります。その場合、イーゼット杭長についても変更が発生することになります。
Q3 施工の際、杭頭レベルは均等になりますか?

A3

イーゼット工法では、支持層に杭先端径分(現仕様で250mm~800mm)の根入れを実施することが施工管理上の基準となります。支持層地盤のN値が30以上程度で、杭先端径分の根入れを既に実施した場合、もしくは、支持層の深さが変動している場合などは、杭頭レベルを合わせることが難しくなる場合があります。
Q4 施工に必要な機材は何ですか?

A4

イーゼット工法では、施工の際にプラント設備等は必要ありません。施工機械と杭材料のみで工事を実施します。
Q5 施工の可否はどのように判定しますか?

A5

頂いた地盤調査結果と施工実績を踏まえ、総合的に判断します。旭化成建材までお問い合わせください。
Q6 施工機械はどのように選定しますか?

A6

現場条件(搬入路や敷地、上空制限など)や地盤条件(N値、土質など)を総合的に判断し、最適な施工機械を提案します。
Q7 施工機械の一般的寸法はどのぐらいですか?

A7

イーゼット施工機械は、その機械性能、機械サイズ、機械高さによって分類されます。機械サイズにほぼ対応する形で大別して9種類に分かれ、施工現場の環境に応じた施工機械を柔軟に選択することが可能です。基本的な機械高さは9,500mm程度以下となり、一般工法の施工機械と比べて3分の2以下の高さです。また、より限定された上空制限施工に対応するため、機械高さ1,900mm~6,500mm程度という低空頭対応施工機械を備えております。
Q8 施工に必要な間口はどのぐらいですか?

A8

機械タイプにより異なりますので、「機械性能」のページにてご確認ください。
Q9 施工可能な最低高さはどのぐらいですか?

A9

機械タイプにより異なりますので、「機械性能」のページにてご確認ください
Q10 施工に必要な最低面積はどのぐらいですか?

A10

機械タイプにより異なりますので、「機械性能」のページにてご確認ください
Q11 施工機械はどのように現場へ搬入しますか?

A11

セルフトラック、もしくはセミトレーラーにイーゼット施工機械を積載、施工現場までの搬入を行います。それぞれの搬入車の種類は、積載荷重、道路幅等によって決定されます。
Q12 施工場所まで、搬入車両が進入できない場合はどうしますか?

A12

止むを得ない場合の対応として、施工機械を自走させて進入することを選択するケースがあります。必要な搬入条件は機械タイプにより異なりますので、「機械性能」のページにてご確認ください。
Q13 レッカーを用いての施工現場への機械搬入は可能ですか?

A13

可能です。機械の重量と使用するレッカーの能力、個々の搬入距離を考慮して対応しております。
Q14 一度施工した杭を引抜くことは出来ますか?

A14

可能です。杭材を施工機械でくわえ込みが出来る準備をすれば、杭を逆回転することで比較的容易に引抜き回収することが出来ます(一部地盤条件では引抜きが難しいケースがありますので個別にご相談ください)。
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