基礎TOPICS Vol.35

土壌汚染区域における基礎杭施工

土壌汚染対策法×杭打ち工事(EAZET)=GO工法

GO工法

旭化成建材は、施工時に排土が出ないEAZET工法など、環境に優しい基礎工法を開発し続けてきました。
昨今、SDGsに対する関心の高まりから、建設業界にも更なる環境保護への取り組みが求められています。
特に、2017年に土壌汚染対策法(土対法)が改正されて以降、土壌汚染対策に関するお問い合わせが増えています

特定有害物質などで汚染された地盤において、鋼管杭などの基礎杭を打設する場合には、汚染のさらなる拡散のリスクを伴います。
したがって、土壌汚染対策法で指定された区域(形質変更時要届出区域など)においては、同法ガイドラインに則った施工(以下、ガイドライン工法)が必要です。
ガイドライン工法を実施することで、汚染土を完全に取り除くことなく、杭の打設が可能となります。

GO工法は、ガイドライン工法に対して、発生残土の削減と工期の短縮の可能性がある工法です。

土壌汚染対策法とガイドライン工法について

汚染された排出残土を限りなく少なくしたい!

⇒GO工法+EAZETで実現できる可能性があります。
ガイドライン工法+EAZETでも汚染された排出残土量は多くなることがあります。
GO工法に切り替えることで排出残土量の削減を実現できる可能性があります。

ガイドライン工法+EAZTE 施工手順
ガイドライン工法+EAZET 施工手順

GO工法の施工手順について

GO工法は、ガイドライン工法に対し、以下の特長があります。
【1】先端閉塞の特殊ケーシングを用いることで、ガイドライン工法に比べ排出残土の縮減が可能になります。
【2】特殊ケーシング内の排土工程が不要となるため、工期の削減が可能です。

●GO工法 施工手順
GO工法 施工手順

※注意事項
GO工法は、汚染の拡散がないことを保証するものではありません。
また、関係行政機関とご協議の上採用する必要があります。

●GO工法とガイドライン工法のコスト比較

杭本数8本の比較的小規模の構造物に対して、汚染土対策を実施した上で、EAZETを打設する場合のコストシミュレーションです。

【条件】
・GL-5.0mまでの盛土砂層が汚染地盤
・GL-5.0m~8.0mまでの準不透水層※
・EAZETの支持層がGL-15.0m付近の砂層

※準不透水層とは、厚さが1m以上であり、かつ、透水係数が1.0×10-4cm/sec以下である地層
又、これと同等以上の遮水の効力を有する地層をいう。(平成23年環境省告示第54号より引用)

●柱状図

柱状図

【結果】

結果

汚染土層がGL-5.0mと比較的浅い場合、GO工法はガイドライン工法に対し、工期の短縮、残土量の縮減、およびコストの削減が期待できます。

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