環境・土壌汚染対策

低騒音・低振動、排出残土ゼロの杭施工を、小型施工機械にて実現しているイーゼット工法。21世紀の時代が要請しているともいえる「環境に十分配慮する建設工事」という側面で、建設工事の発注者様、設計者様、施工者様に対して、杭工法としての効果的ご提案をすることができます。

汚染地盤低排土
くい打ちサポート工法

近年、旭化成建材では環境リスクへの意識の高まりや土壌汚染対策法の改正に伴い、土壌汚染区域における基礎ぐい施工方法のご相談を数多くいただいております。「土壌汚染区域における土地開発を安価で安心できる方法で行いたい」というニーズに対し、40,000件の実績を誇る「イーゼット工法」と「GO工法」の組み合わせ、そして「ATTコラム工法」により最適な基礎提案を実現します。
土壌汚染地盤にて基礎ぐいを打設する場合には、汚染のさらなる拡散リスクを伴います(図1参照)。土壌汚染対策法によって指定された区域においては、同法ガイドラインに則った施工(図2参照、以下ガイドライン工法と呼ぶ)を行う必要があります。
ガイドライン工法に準じた施工を行うことで、汚染地盤をすべて取り除くことなく、汚染の拡散を防ぎながら杭を打設することができます。
旭化成建材では、土壌汚染地盤における汚染残土の縮減や、工期の短縮を目指し、GO工法(図3参照)の開発を行いました。

汚染地盤低排土くい打ちサポート工法:汚染拡散イメージ

図1 汚染拡散イメージ

汚染地盤低排土くい打ちサポート工法:ガイドライン工法

図2 ガイドライン工法

GO工法 施工手順

GO工法のメリット

GO工法のメリット
  • 先端閉塞の特殊ケーシングを用いることで、排出残土の縮減可能
  • ケーシング内の排土工程が不要になるため、工期の短縮可能
GO工法の施工手順

図3 GO工法

  • ■注意事項
  • GO工法は、汚染の拡散がないことを保証するものではありません。
  • また、関係行政機関とご協議の上採用する必要があります。

工法の特長(特許取得済)

●低排土
特殊な先端閉塞ケーシングを使用し、回転圧入させるため、処理が高額となる汚染残土がほとんど発生しません。
●安全・安心
ケーシングの内部をクリーンに保つため、汚染土の混入を防ぎます。また、排土がほとんど無いため、作業員が汚染に接触するリスクが低減されます。
GO工法の特長:先端閉塞ケーシング
GO工法の特長:先端閉塞ケーシング

施工の流れ

  • GO工法施工の流れ:ケーシング建込み

    ケーシング建込み

  • GO工法施工の流れ:ケーシング埋設完了

    ケーシング埋設完了

  • GO工法施工の流れ:ケーシング埋設完了時内部

    ケーシング
    埋設完了時内部

  • GO工法施工の流れ:杭打設後遮水材投入

    杭打設後
    遮水材投入

  • GO工法施工の流れ:ケーシング引抜き

    ケーシング引抜き

  • GO工法施工の流れ:施工完了

    施工完了

コスト比較

G.L-5.0m付近までの盛土砂層が汚染されており、それ以深のシルト層が準不透水層※との判定を受けている地盤にて、G.L-15.0m付近の支持層にイーゼットを打設する条件で、GO工法およびガイドライン工法にてコスト比較を行いました。

GO工法・ガイドライン工法,コスト比較
  • ※準不透水層とは、厚さが1m以上であり、かつ、透水係数が1.0×10-4cm/sec以下である地層 。又は、これと同等以上の遮水の効力を有する地層をいう。(平成23年環境省告示第54号より引用)

施工対応範囲

GO工法・ガイドライン工法,施工対応範囲

ケーシング内径は~800㎜、設置深さで約10m、N値10以下程度の地盤を対象とします。
(対応ケーシング径、深度については更に拡充していく予定です。ご相談も承りますので、その際は弊社までお問い合わせください。)

旭化成建材では、様々な地盤条件に応じた
汚染土壌での杭打設工法をご提案します。

GO工法・ガイドライン工法,様々な地盤条件

注意事項

GO工法は低コストで土壌汚染区域にて杭を施工できる工法ですが、関係役所機関とご協議の上採用する必要があります。また、使用する杭工法は、正しい設計と地盤性状に適合した施工方法の選択など、適切な判断が不可欠です。設計・施工の際には、その点を十分にご配慮ください。

ご注意とお願い
  • ●GO工法は、完全無排土を保障するものではありません。
  • ●地下水モニタリングの必要がある場合は、元請様にて計画・実施をお願いいたします。
  • ●製品改良等のために、ケーシング、施工機械の仕様・外観は予告なしに変更することがありますのであらかじめご了承ください。
  • ●地区ごとの地盤性状により、施工性が異なることがありますのでご了承ください。
  • ●施工に使用する施工機械は、機械ごとにそのサイズ、施工能力が異なるため、均一な施工能力の発揮ができないことがあります。施工機械の能力についての詳しいお問い合わせは、弊社までお願いいたします。
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