柱およびはりとFabluxe G の接合は、柱およびはりフランジとは完全溶け込み溶接、はりウェブとは溶接またはガセットプレートを介した高力ボルトによるものとする。
3 架構の剛性
本工法を用いた架構の剛性は、柱はりを線材置換して節点剛とした架構剛性として計算することができる。
警告
Fabluxe G 上下端部より15mm未満に、はりフランジを配置しないでください。(図-1)
警告
Fabluxe
G の上部に柱材が取り付かない場合は、Fabluxe G の上部に基準強度235N/mm2以上で厚み9mm以上の鋼板を全周隅肉溶接にて取り付けてください。(図-2)
Fabluxe G と柱およびはりとの溶接は、構造設計の条件「2.柱およびはりとの接合条件」を満足するとともに、「建築工事標準仕様書
JASS6 鉄骨工事」および「鉄骨工事技術指針」に準拠して行ってください。
なお、溶接材料はFabluxe G の基準強度(325N/mm2)を満足する溶接材料を使用してください。
Fabluxe G と柱材およびはり材の溶接施工および施工管理は、鉄骨製作業者様に属する鉄骨製作管理技術者等によるものとします。