外壁

Q1 HDR構法とロッキンウォールの違いは何ですか?

A HDR構法は低層から高層まで網羅したものです。またロッキンウォールは100mm厚(デザインは100mm、125mm)専用で、低層用に開発したものです。いずれも機構的にはロッキング構法となっております。
タテ壁ロッキング構法の取付け概要
縦壁ロッキング構法(HDR構法・ロッキンウォール)


Q2 ヘーベルの各構法は、建築工事標準仕様書において何種に該当しますか?

A 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成25年度版「国土交通省大臣官房官庁営繕部監修」では下表になります。

区分 平成25年度版 ヘーベル構法
公共建築工事標準仕様書
種別 構法
外壁 A種 縦壁ロッキング構法 縦壁HDR構法
ロッキンウォール
B種 横壁アンカー構法 横壁ボルト止め構法
横壁HDR構法
間仕切 C種 縦壁ロッキング構法 縦壁HDR構法
ロッキンウォール
RFピン構法
D種 横壁アンカー構法 横壁ボルト止め構法
横壁HDR構法
E種 縦壁フットプレート構法 フットプレート構法
Lプレート構法
屋根・床 F種 敷設筋構法 敷設筋構法

<平成22年度版からの変更点>
  ・「工法」→「構法」になりました。
  ・外壁 : 縦使いスライドは削除
横使いボルト留め→横壁アンカー構法へ名称変更
A種=縦壁ロッキング、B種=横壁アンカーの2種類となりました。
  ・間仕切 : アンカー筋構法は削除
C種=縦壁ロッキング、D種=横壁アンカー、E種=縦壁フットプレートの3種類となりました。


Q3 ロッキンウォール(RW)の基礎部納まり(基礎金具仕様)は、2階以上の立ち上がり部でも使用してよいですか?

A 「基礎金具を用いてパネル取り付けができるのは1階の基礎部のみ」です。
2階以上の立ち上がり基礎部では、受けアングルを設けイナズマプレートなどを用いてパネルを取り付けます。


Q4 斜め外壁の納まり・仕上げに関する注意点を教えて下さい。

A 斜め外壁の納まり例を右図に示します。(ヘーベルハンドブックの参考ディテールにも記載されています。)
防水仕様は、アスファルトシングルなど屋根防水を採用してください。また、ジョイント部はモルタルを充てんするとひび割れが生じるので、セラミックファイバーなどの耐火目地材などを充填します。
斜め外壁 納まり例


Q5 躯体とALCの内面までの距離を教えて下さい。

A
HDR構法は35mmを標準にしています。これは柱まわりのダイアフラムや躯体の建て込み誤差を吸収しやすくするため、新たに35mmを標準にしたものです。
一方低層用のロッキンウォールは30mmを標準にしております。

最大距離の制限はありませんが、ブラケット材などを使用する場合では100mm程度が適当です。


Q6 RC造の2次壁にヘーベル(ALC)を使用するメリットはなんですか?

A RC造の2次壁専用構法として「HRC構法」を用意しました。
HRC構法を使用するメリットは、以下の点です。

完全スリット型2次壁とすることができます。
工期の短縮を図ることができます。
壁面の重量を軽減することができるため、RC2次壁と比較してコストダウンを図ることができます。
HRC構法・Bタイプは専用びょうで取付けるため、RC躯体への埋込みアンカーを省略することも可能です。


Q7 タイル張りにおいて、タイル伸縮目地の納まりはどうすればよいですか?

A しごき・張付けモルタルは、目地をまたがないようパネルごとに塗り分ける措置をお願いします。
目地棒を設置する方法もあります。(別途工事)


Q8 ALCパネルに現場でタイルを張る場合、タイルはどのサイズまで?

A タイルのサイズは50角、50二丁、50三丁、50四丁、100角、60×200mmとして下さい。それ以外のサイズの場合はタイル一枚の面積が120cm2を超えることがなく、かつ基本モジュールが50mmの整数倍であることなど、ヘーベルパネルに不都合なく割付けることが可能なものとして下さい。
なお、パネルの長さ方向のタイル長さは100mm以下とする必要があります。 詳しくは日本建築仕上学会「ALCパネル現場タイル張り工法指針・同解説」を参照下さい。