外壁

Q1 HDR構法とロッキンウォールの違いは何ですか?

A HDR構法は低層から高層まで網羅したものです。またロッキンウォールは100mm厚(デザインは100mm、125mm)専用で、低層用に開発したものです。いずれも機構的にはロッキング構法となっております。
タテ壁ロッキング構法の取付け概要
縦壁ロッキング構法(HDR構法・ロッキンウォール)


Q2 風圧力の算定をしたいのですが。

A ヘーベル「風圧力算定Ver.4.00」をご用意しました。マイクロソフト社の「エクセル」のシート形式で作成しており外壁および屋根に作用する風圧力が簡便に算出できます。ご活用ください。


Q3 ヘーベルの各構法は、建築工事標準仕様書において何種に該当しますか?

A 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成19年度版「国土交通省大臣官房官庁営繕部監修」では、下表になります。参考までに平成13年度版「建築工事共通仕様書」との対比を掲載します。

仕様書上の
取付け構法区分
平成19年度版 ヘーベル構法 <参考>
平成13年度版
公共建築工事標準仕様書 建築工事共通仕様書
種別 種別
外壁 縦使いスライド A種 - A種
縦使い挿入筋 - - B種
横使いカバープレート - - C種
横使いボルト止め B種 横壁ボルト止め構法
横壁HDR構法
D種
縦使いロッキング C種 縦壁HDR構法
ロッキンウォール
E種
間仕切壁 縦使い挿入筋 - - B種
横使いカバープレート - - C種
横使いボルト止め B種 横壁ボルト止め構法
横壁HDR構法
D種
縦使いロッキング C種 縦壁HDR構法
ロッキンウォール
E種
縦使い(アンカー筋) D種 - F種
縦使い(フットプレート)
縦使い(Lプレート)
E種 フットプレート構法
Lプレート構法
G種
屋根・床 - F種 敷設筋構法 -


Q4 ロッキンウォール(RW)の基礎部納まり(基礎金具仕様)は、2階以上の立ち上がり部でも使用してよいですか?

A 「基礎金具を用いてパネル取り付けができるのは1階の基礎部のみ」です。
2階以上の立ち上がり基礎部では、受けアングルを設けイナズマプレートなどを用いてパネルを取り付けます。


Q5 斜め外壁の納まり・仕上げに関する注意点を教えて下さい。

A 斜め外壁の納まり例を下図に示します。(ヘーベルハンドブックの参考ディテールにも記載されています。)
防水仕様は、アスファルトシングルなど屋根防水を採用してください。また、ジョイント部はモルタルを充てんするとひび割れが生じるので、セラミックファイバーなどの耐火目地材などを充填します。
斜め外壁 納まり例


Q6 躯体とALCの内面までの距離を教えて下さい。

A
HDR構法は35mmを標準にしています。これは柱まわりのダイアフラムや躯体の建て込み誤差を吸収しやすくするため、新たに35mmを標準にしたものです。
一方低層用のロッキンウォールは30mmを標準にしております。

最大距離の制限はありませんが、ブラケット材などを使用する場合では100mm程度が適当です。


Q7 ヨコ壁HDR構法はパネル3段毎(自重受け挿入ヨコ目地)の横目地を10mmあけなければいけませんか?意匠上好ましくないのですが。

A 3段以下毎に10mmの伸縮目地を設けるか、または自重受け金具が下段パネルに接しないようにパネルを加工して取り付けて下さい。

ヨコ壁HDR構法 納まり例
(1)調整目地を設ける場合 (2)調整目地を設けない場合


Q8 ヨコ壁ボルト止め構法の改良構法であるヨコ壁HDR構法の一般名称はなんですか?

A 一般名称は「ヨコ壁アンカー構法」です。


Q9 RC造の2次壁にヘーベル(ALC)を使用するメリットはなんですか?

A RC造の2次壁専用構法として「HRC構法」を用意しました。
HRC構法を使用するメリットは、以下の点です。

完全スリット型2次壁とすることができます。
工期の短縮を図ることができます。
壁面の重量を軽減することができるため、RC2次壁と比較してコストダウンを図ることができます。
HRC構法・Bタイプは専用びょうで取付けるため、RC躯体への埋込みアンカーを省略することも可能です。


Q10 スウェイウォール(SW)に125厚、150厚が何故ないのでしょうか?

A 中低層建築のタイル張り用構法として開発し、階高的にも100mm厚パネルでとどく範囲の構法としたためです。


Q11 タイル張りにおいて、タイル伸縮目地の納まりはどうすればよいですか?

A しごき・張付けモルタルは、目地をまたがないようパネルごとに塗り分ける措置をお願いします。
目地棒を設置する方法もあります。(別途工事)


Q12 ALCパネルに現場でタイルを張る場合、タイルはどのサイズまで?

A 50角、50二丁モザイクタイルのみとなります。
「ALC現場タイル張り工法指針(案)同解説」(日本建築仕上学会)に規定されています。