断熱材の基礎知識

Q.01熱伝導率(λ値)とは何ですか?

A.01

熱伝導率とは、材料の熱の伝わりやすさを表す値です。裏表に1℃の温度差がある場合に厚さ1mの材料の中を、面積1m2あたり、1秒間に伝わる熱量です。値が小さい程、熱の伝わりが少なく、断熱性能が高いということになります。代表的なλ値としては、ネオマフォーム0.020、天然木材0.12、コンクリート1.6、鋼55です。[W/(m・K)]

Q.02熱抵抗(R値)とは何ですか?

A.02

熱抵抗とは、材料の熱の伝わりにくさを表す値です。裏表に1℃の温度差がある場合に、ある厚さの材料の中を、面積1m²あたり、1秒間に伝わる熱量の逆数です。値が大きい程、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いということになります。1/(熱伝導率/材料の厚さ)=材料の厚さ[m]/熱伝導率[W/(m・K)]=熱抵抗で求められます。[(m2・K)/W]

Q.03熱貫流率(U値)とは何ですか?

A.03

熱貫流率とは、室温と外気温に1℃の温度差がある場合に面積1m2あたり、1秒間に伝わる熱量です。壁などの建物の部位の熱の伝わりやすさを表した値です。値が小さい程、熱が伝わりにくく、断熱性能が高いということになります。[W/(m2・K)]

Q.04外皮平均熱貫流率(UA値)とは何ですか?

A.04

建物の外皮である外壁、屋根、床、開口部など、外皮全体からの熱の損失量を計算し、外皮の面積の合計で割った値です。値が小さい程、断熱性能は高いということになります。[W/(m2・K)]

Q.05熱損失係数(Q値)とは何ですか?

A.05

建物全体の断熱性能を示す指標。室温と外気温とに1℃の温度差がある場合、床面積1m2あたり1秒間に出入りする熱量です。すべての部位、換気の熱の出入りを計算し、合計した値を延べ床面積で割って求めます。値が小さい程、断熱性能は高いということになります。平成25年省エネ基準以降、Q値の代わりにUA値を使用することになりました。[W/(m2・K)]

Q.06住宅性能表示の等級とは何ですか?

A.06

「住宅の性能表示」は「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づく制度で、住宅の様々な性能について基準を設定し、わかりやすい方法で表示させるようにしたものです。温熱環境、構造の安定、火災時の安全性など新築住宅については10項目でそれぞれ基準が示されています。平成27年の日本住宅性能表示基準及び評価方法基準の改正・施行により、温熱環境は「断熱等性能等級」と「一次エネルギー消費等級」の2本立てとなりました。なお、断熱等性能等級においては、等級2、3、4がそれぞれ昭和55年、平成4年、平成25年省エネルギー基準にほぼ相当するレベルです。