製品特長

打込み・断熱補強
ネオマ®フォームDH

RC界壁の打込み用断熱補強専用品。住宅性能表示制度(等級4)で必要とされる熱抵抗を厚さ12mmでクリアできる断熱補強の決定版です。

 <断面図> 特殊樹脂塗布 ネオマフォーム 特殊樹脂塗布

上記は、厚さ12mmの製品外観です。21DH91と25DH91の片面には製品ロゴが印刷されています。

結露の防止

内断熱されたRC躯体の熱橋部では、冬期に表面温度が低下し、結露を発生させる原因となります。
断熱補強を行うことで、RC躯体の表面温度が上がり、結露を効果的に防止できます。下記は躯体温度分布シミュレーションの結果です。

躯体温度分布
シミュレーション(平面図)

断熱補強のない例

断熱補強のある例

特長

従来の断熱補強

パターンA
(ウレタン吹付け
工法)
外壁 界壁 段差が生じる

室内側に段差が生じ、
納まりが悪くなる

パターンB
(石膏ボード付き
断熱材後張り工法)
外壁 界壁

室内側に段差が生じ、納ま
りが悪くなる。躯体との間
に隙間が生じやすい。

パターンC
(一般断熱材
打込み工法)
外壁 界壁 厚くなる

増打ちコンクリートが
厚く、建物の重量がUP。

ネオマフォームDHによる断熱補強

外壁 界壁 薄い増打ちコンクリート 段差がなくすっきり
  1. 必要部分へ打込むことで、段差なく施工できます。
  2. 最高レベルの断熱性能で、増打ちコンクリートの厚さを薄く(12mm)できます。
  3. 厚さ12mmなので居室を広く利用できます。
型枠脱型時

型枠脱型時

モルタル仕上げ終了時

モルタル仕上げ終了時

断熱補強の基準

内断熱工法の場合

  地域の区分
1及び2 3及び4 5、6及び7 8
断熱補強の
範囲(mm)
900 600 450 -
熱抵抗の
基準値
(m2・K/W)
0.6 0.6 0.6 -

「住宅部分の外壁、窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準」(平成28年 国土交通省告示第266号)より、抜粋

(2) 外皮の断熱性能等に関する基準

ハ 構造熱橋部の基準(抜粋)
柱、梁等が壁又は床の断熱層を貫通し、かつ、壁又は床から柱、梁等の突出先端部までの長さが900ミリメートル未満であるときは、当該柱、梁等がないものとして扱うこととする。

ネオマフォームDHの厚さ

ネオマフォーム(t=12)の熱伝導率はλ=〔0.020W/(m・K)〕であり、上記熱抵抗の基準値〔0.6(m2・K)/W〕をクリアする厚さは以下の式により、12mmとなります。
熱抵抗R〔(m2・K)/W〕=断熱材の厚さt(m)÷熱伝導率λ〔W/(m・K)〕
∴t=R×λ=0.6×0.020=0.012m=12mm

断熱補強部の必要厚さ例
(熱抵抗0.6〔m2・K/W〕)

  熱伝導率
[W/(m・K)]※2
必要厚さ
ネオマ
フォーム※1
0.020 12mm
JIS A 9521
硬質ウレタン
フォーム
断熱材
2種2号A
0.024 14.4mm
JIS A 9521
押出法
ポリスチレン
フォーム
断熱材3種bA
0.028 16.8mm
JIS A 9521
押出法
ポリスチレン
フォーム
断熱材1種bA
0.040 24mm

※1 ネオマフォームDHの断熱材部分(JIS A 9521フェノールフォーム断熱材1種2号CⅡ)

※2 いずれも「JIS A 9521建築用断熱材(2017)」によります。

遮音性

測定報告

<測定概要>
実際に施工された実棟において、JIS A 1417:2000「建築物の空気音遮断性能の測定方法」を参考として行った。この測定結果よりJIS A 1419-1:2000「建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法 第1部:空気音遮断性能」(附属書1:等級曲線による評価)に従って遮音等級D値(Dr値)を求める。なお、測定は同一平面の2階および4階の2部屋にて行った。

<測定結果>
ネオマフォームDHにて界壁部分の断熱補強を行った隣戸間の遮音性能はD-50であった。これは、建築学会の遮音性能基準による適用等級(集合住宅)1級として認められ、ネオマフォームDHを使用することによる遮音性低下への影響は少ないと考えられる。