- 旭化成のALC
- HEBELの生産体制
HEBELの生産体制
HEBELの生産拠点
HEBELの製造工程
原料
主な原材料は、珪石・アルミニウム粉末・石灰・セメントなどです。これらの原材料を、厳密な品質管理の下に加工、調整します。
最も重要な原材料である珪石は、旭化成が世界中の山を探索し、見つけだしたもの。それを独自の方法でブレンドして使用しています。いい素材づくりは、いい原材料を探すことからはじまります。
補強材
パネルの内部には、補強材として防錆処理を施した鉄筋マットやメタルラス(スチール製の金網)が組み込まれています。補強材を外壁、間仕切壁、床、屋根など部位に応じて配筋することで、使用上十分な強度を発揮します。
材料注入・成型
原材料を、厳密な品質管理の下に加工、調整します。スラリーとし、補強材をあらかじめ配した型枠に流し込みます。型枠中のスラリーは、混合されたアルミニウム金属粉末の化学反応による水素ガス発生で約2倍に体積膨張し、同時に石灰質原料の水和反応によって凝固し、ハンドリング可能な半硬化状態になった時点で脱型しパネル状に切断します。
オートクレーブ養生
製造工程のなかで、ALCパネルを特徴づけるのがオートクレーブ(高温高圧蒸気釜)養生です。これは180℃の高温と10気圧の高圧蒸気のなかで約10時間、ALCパネルを養生するもので、この工程によってトバモライト結晶が発生し、強度と耐久性を備えた製品になります。
加工
デザインパネルの場合は表面に様々な加工を施し、意匠豊かなデザインに仕上げていきます。
検査・出荷
完成したヘーベルパネルは、品質検査を行ったうえで出荷されます。