共通事項
- Q1 ALCってなんですか?
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A1
ALCは“Autoclaved Lightweight aerated Concrete” (高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート)の頭文字をとって名付けられた建材です。旭化成ではHEBELというブランド名で販売しています。 ALCとは? >
- Q2 ALCの特長や物性を教えてください。
- Q3 ALCはJIS(日本工業規格)製品ですか?
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A3
ALCパネルは【JIS A 5416:軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル)】として、認証を受けています。 工場ごとの「日本工業規格適合性認証書(JIS認証書)および附属書」を準備しました。 JIS認証書
- Q4 ALCはどのようなところに使用されていますか?
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A4
建築物に求められる数多くの性能を高いレベルで満たすため、様々な建築部位に使われています。ヘーベルは主に鉄骨造の住宅・ビル・工場、RCマンション2次壁など、へーベルライトはロードサイドショップや集合住宅、パワーボードは木造住宅というように建築物の構造や規模、用途に応じて使い分けられています。
- Q5 シックハウス規制対象ですか?
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A5
ALCは告示(規制)対象外の建材です。
平成15年7月1日よりシックハウス対策として、建築基準法第28条の2に基づくクロルピリホスおよびホルムアルデヒドに関する告示(平成14年国土交通省告示第1112号~1115号)が施行されました。この中の1113号告示にALCパネルは限定列挙されていません。 したがって、ALCパネルには特別な表示も行っておりません。また、使用面積の規制を受ける事なく外壁、間仕切、屋根、床にご使用いただけます。ALC協会発行文書 >
- Q6 アスベスト(石綿)は入っていますか?
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A6
当社が製造販売するALC製品(ヘーベル、ヘーベルライト、ヘーベルパワーボード等)には、アスベストを含有する原材料を使用していませんので、安心してご採用いただけます。 アスベストは、天然に産する繊維状けい酸塩鉱物です。耐久性、耐熱性、耐薬品性などの特性にすぐれる上、安価であるため建設資材、電気製品、自動車などさまざまな用途に使用されてきましたが、平成16年10月1日に改正施行された労働安全衛生法により、一部のアスベスト製品の製造、輸入が禁止されました。
- Q7 リサイクル可能ですか?
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A7
ALCはリサイクルできる建材です。
珪石や石灰、セメントなどを主原料に生産される、無機質の建材です。新築現場から排出された切断端材などは、セメントの原料やALCの原料として再利用することが可能です。
- Q8 ALCパネルはどれくらい使用されていますか?
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A8
経済産業省の窯業建材統計によると、平成27年度(2015年度)の出荷量は164万m3でした。平成27年までに約1億820万m3ものALCパネルが出荷されています。
- Q9 ALCパネルの耐用年数はどれくらいですか?
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A9
ALCパネルの耐用年数は、使用条件や仕上げ材(吹付材、シーリング材)のグレード、適切なメンテナンスの有無により異なります。適切な使用条件のもとに、定期的なメンテナンスを施した場合は、長期使用も可能です。 パワーボード住宅での
耐久性調査
- Q10 ALCパネルは不燃材料ですか?
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A10
ALCパネルは不燃材料です。
不燃性能の技術的基準『平成12年5月30日建設省告示第1400号 不燃材料を定める件』に規定される「コンクリート」に含まれます。