デュアルウォール

美しく安全な仕上げとするために、下記の留意事項をご確認ください。
また、ご検討にあたっては、「ヘーベルテクニカルハンドブック」「ヘーベルデュアルウォール製品カタログ」を必ず併せてご一読の上、ご検討ください。

採用条件について

  • ・新築物件に限ります。
  • ・使用部位の高さは31m以下を目安とします。
  • ・仕上げ材がスパンドレル以外の場合は、お問い合わせください。

下地ヘーベルパネルの設計

  • ・取付構法は縦壁HDR構法とします。
  • ・出隅部は勝ち負けの納まりとし、コーナーパネルは対応できません。
  • ・下地ヘーベルの設計は仕上げ材が設置された状態でMPファスナー部から加わる集中荷重時の応力状態を考慮する必要があります。設計風圧力は正負とも割増して、下地ヘーベルパネル長さを検討してください。詳しくは弊社にご相談ください。
  • ・下地ヘーベルパネル長さはHDR構法の「設計荷重-最大長さ」対応表によります。

パネル規格

厚さ(mm) 100 125
長さ(mm) 600~4,100
(3,500)
600~5,120
(4,370)
幅(mm) 標準600
(300~600)
標準600
(300~600)
  • ・幅、長さについては10mm間隔で製作します。長さの( )内寸法は最大支点間距離です。製品長さは設計荷重によって異なります。
  •  ※ファスナー部からの集中荷重を考慮する必要があります。
  • ・厚さ150mmについてはお問合せください。
  • ・各物性値等は一般ヘーベルに準じます。

MPファスナーの埋設位置

  • ・パネル幅中央とし、高さ方向は200mm~600mmピッチで設計してください。
  • ・パネル取付部とは高さ方向に100mm以上、パネル短辺小口からは75mm以上離してください。
  • ・仕上げ材業者、元請との打ち合わせを行い、位置を決定してください。
  • ・内部鉄筋との干渉回避のため、パネル幅によっては埋設位置がロッキング性能を阻害しない範囲で左右にずれる可能性があります。

防水機構

スパンドレル仕上げ面は充分な防水性能を有していないため、下地となるヘーベルパネル表面でも防水処理するようにします。工場出荷時にはパネル下地処理を、パネル建て込み後はアンカー部の止水処理を行いますが設計様のご判断で必要に応じて仕上げ塗装を行ってください。

工場出荷時パネル表面処理
(標準仕様)
合成樹脂エマルション系塗料
JIS A 6909 透水試験 A法合格レベル(外装薄塗材E基準)
版間シーリング材 変成シリコーン系シーリング材
JIS A 5758
50%モジュラス値:0.3N/mm2以下
推奨品:セメダイン(株)POSシールタイプⅡNB(2成分形)(耐久性区分9030)、POSシールLM(1成分形)(耐久性区分8020)
アンカー部シーリング材 ポリウレタン系シーリング材

施工フロー

ヘーベルパネルにアンカーを埋設→ヘーベルパネルをHDR構法で建て込み→MP金具の取り付け/ALC工事範囲→胴縁設置→仕上げ材設置