デュアルウォール
アンカーであるMPファスナーを工場で埋設したヘーベルパネルを下地材として、現場でMP金具を介して金属スパンドレルを取り付ける工法です。
ヘーベルパネルの耐火・耐久性に加えて、地震時の建物の動きに追従する工法を採用し、金属スパンドレルの損傷・脱落を防ぎ、建物の耐久性と安全性を高めます。
※外装材の取付工事(金属スパンドレル、レール、ナット、2次ピース)は元請様にてご手配ください。
在来工法(貫通ボルト工法)との比較
デュアルウォール | 貫通ボルト工法 | |
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防水対策 |
独自の防水機構 非貫アンカー |
室内側への漏水に対して対策が必要 |
追従性 |
変形角1/60で 異常なし |
耐震性能未確認 (ボルトの位置によっては、ロッキング性能を阻害するおそれ) |
断熱性能 |
非貫通のため 熱橋なし |
貫通ボルトが熱橋となる |
施工性 | 室外側作業のみ |
パネル両面作業 柱裏、梁中等は 施工困難 |
外装材取付部 | 工場埋設(MPファスナー) | 現場加工(コア抜き、ボルト取付工事) |
工事体制 |
パネル建込み、1次ピース(MP金具) はヘーベル工事 |
現場単位で調整 |