鉄塔・塔状建築物
携帯電話向けの鉄塔、送電線を中心に、鉄塔、塔状建築物での採用が進んでいます。採用の決め手としては、資材の搬入、施工機械の搬入に関連する施工環境的要因と、塔状建築物で要求される支持力性能などの性能的要因があります。
環境要因から
鉄塔などは、市街地や住宅地から離れたところに建築が計画されるケースが多く、道路等の搬入路が確保できない場合も数多くあります。そのため、機械も小さく、大掛かりな設備も必要としないEAZETは大きなメリットを生みだします。一方、高圧線鉄塔などは、逆に市街地、住宅地などに建設されることがあり、これも低騒音、低振動、狭隘地など、EAZETの特長を活かせる施工条件となります。
鉄塔でのEAZET配置例
代表的なEAZET配置例についてご紹介させていただきます。
携帯電話鉄塔短期設計例
立面図
杭伏図
1.仕様検討条件
(1)支持層:
(2)杭材質:
-
Dw:杭先端羽根部径(mm)
Do:杭本体部径(mm)
・土質柱状図と基礎
(3)杭仕様:
・荷重条件
<基礎重量>
<風向時>
<地震時>
【基礎の地震時水平力】
2.杭の短期鉛直応力
・荷重条件
(1) 0°方向
<風向時>
<地震時>
(2) 45°方向
<風向時>
<地震時>
