基礎TOPICS Vol.49

EAZETは、空間・時間的に厳しい条件下での施工が得意です!

夜間施工では、施工条件 が大きく制約されます

夜間に杭施工を行う場合は様々な制約条件が生じることが多く、工期に影響を及ぼすことがあります。昼間の施工と比較しても膨大な工期を要することもあります。 ここでは夜間施工の代表例として、道路工事と鉄道工事を挙げたいと思います。それぞれの工事でどういった制約条件が生じるか下表にまとめてみました。



道路・線路共に公共的に利用されるインフラ設備であるため、利用者への影響を最小限にしながら施工を進めることが求められます。 全体工期を短縮させて工事自体の影響を低減させることに加え、施工中であれば周囲に支障をきたす占有エリアを最小限にするなどの対策が必要となります。
EAZET工法ではコンパクトかつシンプルに施工できる特性を活かし、夜間工事において多数の実績を有しています。 今回は夜間工事において工期短縮を実現させた旭化成建材のご提案を紹介いたします。

道路上での施工~歩道橋のバリアフリー化~

改正バリアフリー法の施行をはじめ円滑なバリアフリー化が求められる中、既存歩道橋のリニューアル工事にてEAZET杭をご採用いただきました。
交差点内に位置する歩道橋にエレベーターを増設する計画であり、一般車両の通行がある道路上で施工を実施しました。 施工時に際して、占有するエリアを1車線のみとすることで、交通への影響を最小限に抑えながら施工を実現しました。



鉄道関連施設での施工~駅ホーム上エレベーター新設工事~

小型施工機械のラインナップを活かし、駅ホーム上エレベーターの新設計画にてご採用いただきました。
鉄道駅の構内では、昼間は通常に駅を使用するため、EAZET工事は終電から始発までの時間に限定されます(約3時間)。 ホーム外から施工できる箇所は昼間施工、ホーム上で施工が必要となる箇所をき電停止時の夜間施工として、施工時間を最大限確保しました。




お客様のご要望からうまれた、工期短縮・工程効率化を実現する旭化成建材(株)の提案

①軌陸両用小型杭打機

駅施設での杭施工において、杭打機を計画位置にどのように搬入するかは、施工計画の最重要検討項目となります。
軌道走行可能な本タイプにより、今まで搬入計画に苦慮していた場所での施工もスムーズな搬入により実現可能です。

②J-DAIA工法(杭-柱一体工法)

無収縮モルタル・さや管接合部材・ボルトを用いて鋼管杭と鉄骨柱を直結させる工法で、1柱・1杭基礎の構造形式となります。
鉄筋コンクリートの基礎が不要となることで、基礎工事の省力化と工期短縮を実現させます。


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