工法概要｜フリードーナツ【旭化成の構造資材】

工法概要

フリードーナツとは

フリードーナツは、鉄骨H形鋼梁のウェブ貫通孔補強工法です。従来のフリードーナツ（新名称：フリードーナツゼロ）に加え、フリードーナツエイトを新たにラインナップしました。

2つのフリードーナツで、
施工時の負担の軽減と経済設計を可能にします。

フリードーナツエイト

一体成型した立上げ部を持つ独自の８角形リング形状と外周隅肉溶接を採用しました。独自のリング形状は、ウェブ座屈を抑えることで梁の変形能力を確保し、梁貫通孔を効果的に補強します。また、ウェブ片側補強は施工時間を短縮し、直線で構成された外周の隅肉溶接は溶接作業を容易にします。

材質	SN-BR490B 国土交通大臣認定 MSTL-0504
品種	貫通孔径 Φ100～φ400

フリードーナツゼロ

おねじ加工したスリーブ管に、めねじ加工したリングをウェブ両側からねじ作用で嵌め合わせ、リングに設けた専用溶接用孔をプラグ溶接して梁貫通孔を補強します。均等で少ない溶接量は、梁のひずみを最小限に抑え、大きな補強効果を発揮します。スリーブを用いないφ420～740では、片側補強をラインナップに加えました。

※従来のフリードーナツをフリードーナツゼロに改称しました。