「ネオマフォーム」ってどんな断熱材? 1
…それは「ネオマフォーム」!
驚異の断熱性能。しかも地球に優しいんです。
『ネオマフォーム』の特長の1つ目は、断熱性能が驚くほど高いこと。 空気の性能を超える、熱伝導率0.020W/(m・K)を実現しました。 とても薄い厚さで高い断熱性を発揮するので、厚さが制限される外張り断熱工法に最適な断熱材といえます。
この断熱性能をささえているのが、微小な気泡構造。『ネオマフォーム』は従来の常識をくつがえす、100ミクロン※1)以下という極めて小さな気泡でできています。
※1)ミクロン・・・長さの単位で1ミリメートルの1000分の1。(100ミクロンは0.1mm)
そしてこの気泡は小さいだけではありません。その94~95%が「独立気泡」とよばれる密閉した構造になっています。 また、その気泡膜は極めてガスをとおしにくい性質をもっています。 高性能断熱材のなかには、発泡ガスが空気と入れ替わることで、大幅に性能が落ちるものがあります。
しかし、『ネオマフォーム』は発泡ガスをしっかり閉じ込めることができるので、長期にわたって高い断熱性能を維持します。 これまでプラスチック系断熱材にはフロン系のガスが多く使われていました。 しかしフロン系のガスはオゾン層破壊や地球温暖化につながることから、世界規模での規制が始まっています。 『ネオマフォーム』はいち早くフロン系ガスを一切使わない、炭化水素(HC)での発泡に成功しました。 炭化水素はオゾン層を破壊せず、温暖化係数もとても低い、理想の発泡ガスといわれています。
発泡ガスの種類と特性
特定フロン | 代替フロン | グリーンガス | ||
発泡ガス | CFC | HCFC | HFC | 炭化水素(HC) |
オゾン層破壊係数(対CFC11比) | 1 | 0.11(HCFC141b) | 0 | 0 |
地球温暖化係数(対CO₂100年値) | 4600(CFC11) | 700(HCFC141b) | 1300(HFC134a) | 23(CH4) |
規制の動向 | 96年全廃 | 2004年から89年の 65%に削減 | 2010年業界による 非出量改定 | なし |