お客様の省力化を目指して
旭化成の構造資材の各製品は、様々な工夫により施工時の負担を軽減し、より経済的な設計を可能にしています。
ベースパック ― 省力化の工夫
柱脚ディテールの標準化
全製品において柱脚ディテールを標準化し、柱脚性能値を規定しているため、コンクリート柱型を含む柱脚を設計する必要はありません。
基礎根切り深さを浅く設定し
経済的に
異形棒鋼のアンカーボルトとコンクリートの付着や、丸鋼のアンカーボルトと定着ベルトとの組み合わせにより、優れた定着性能を有しています。これにより、基礎根切り深さを浅く設定でき、掘削、山留め、残土処理費用等の経費が大幅に軽減できます。
※根切り深さとは:建築物の基礎をつくるために地盤を掘った深さのこと。
鉄骨建方が容易
ベースプレートのボルト孔とアンカーボルトとのクリアランスが15~30mmあるため、鉄骨建方の作業性に優れています。
ベースプレートのボルト孔と
アンカーボルトのクリアランス
フリードーナツ ― 省力化の工夫
フリードーナツは、在来工法に比べ少ない溶接量で効果的な補強を可能にします。補強効果に応じて軽量化されたリングは、施工者の負担を軽減し、作業性の向上に寄与します。
フリードーナツゼロ ― 製品孔のプラグ溶接
フリードーナツゼロは、製品孔をプラグ溶接する独自の工法が、在来工法に比べ少ない溶接量で補強を可能にします。
フリードーナツエイト ― 外周隅肉溶接
フリードーナツエイトは、外周隅肉溶接により更に少ない溶接量で補強が可能です。
Fabluxe(ファブラックス)DS ― 省力化の工夫
Fabluxeという製品名は『鉄骨ファブリケーター様の作業を楽に』という想いから名付けられました。
ファブラックスDSはテーパーコラム(先が細くなっている柱)不要のため組み立て作業の手間が少なく、省力化に貢献しています。