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ALC【ヘーベルパワーボード】について

ALCの歴史

世界20カ国以上で作られ使用されるヘーベル

ALCとは、「Autoclaved」(高温高圧蒸気養生された)「Lightweight aerated」(軽量気泡)「Concrete」(コンクリート)の頭文字をとって名づけられたもので、「高温高圧蒸気養生された軽量気泡コンクリート」の意味を持ちます。

ALCは1920年代にスウェーデンで開発されて以来、ドイツやオランダなど、ヨーロッパを中心に世界的に発展してきた歴史ある建材です。旭化成では1960年にロシアから、1962年に旧西ドイツから技術導入して生産を開始しました。

ALCができるまで

ALCの主成分は、珪石、セメント、生石灰、石膏、アルミニウム粉末などです。これらの材料を凝固させ180℃という高温、10気圧もの高圧の蒸気をかけて10数時間養生するのがオートクレーブ養生です。

原料のセメント・生石灰などは、水と反応してアルカリ成分が発生します。これがアルミ成分と化学反応を起こして水素ガスを発生させるのです。これよってパワーボードの内部に無数の独立気泡が形成されます。

さらに、これらの気泡は完全に独立しているのではなく、直径0.05〜0.1ミクロンという非常に細かな細孔でつながれています。

トバモライト結晶

また、オートクレーブ養生によって、極めて緻密な結晶構造を生成することができます。これがトバモライト結晶です。

トバモライトはこれ以上化学反応を起こしにくい、非常に安定した物質です。この生成は、自然界においては、非常に特殊な条件下で、何万年もの長い年月をかけなければなりません。

火山地帯の地下で、石灰岩を含む地層にマグマが接触した際、石灰岩のカルシウムとマグマの珪素が高温で化学反応を起こします。

このとき生成される特殊な変成岩が地熱で高温・高圧になった地下水と反応してトバモライトを生成するのです。

このようにトバモライトが自然界で生成されるには何万年もの年月が必要です。自然界における何万年もの営みを人工的に再現し、高い結晶性を生成しているALCだからこそ、高耐久性が実現できるのです。

このようにミクロ単位で緻密に設計された構造が、優れた断熱性・耐火性、透湿性を生み出すのです。

パワーボードは、ALCを素材とした優れた外壁材です。

ALCの用途

耐火性、防火性、強度など建築物に求められる数多くの性能を高いレベルで満たすため、外壁材としてはもちろんのこと、床下地や間仕切り壁、屋根裏の下地及び鉄骨建築用の耐火被覆など様々な建築部位に使われています。

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