Q&Aよくあるご質問

ヘーベルパワーボードについて

  • Qヘーベルパワーボードってなんですか?

    旭化成建材が製造、販売しているALC(“Autoclaved Lightweight aerated Concrete”)の内、木造建築物用に開発された、37mm厚の外壁用パネルです。

  • Qヘーベルパワーボードの特長を教えてください。

    37mmの厚みが建物に重厚感・高級感をもたらすとともに、「耐久性」「断熱性」「遮音性」「防火性」「防災性」「レジリエンス性」などの性能にも優れた外壁材です。また意匠についてはこちらのページをご確認ください。

  • Qシックハウス規制対象ですか?

    ALCは告示(規制)対象外の建材です。
    平成15年7月1日よりシックハウス対策として、建築基準法第28条の2に基づくクロルピリホスおよびホルムアルデヒドに関する告示(平成14年国土交通省告示第1112号~1115号)が施行されました。この中の1113号告示にALCパネルは限定列挙されていません。したがって、ALCパネルには特別な表示も行っておりません。また、使用面積の規制を受けることなく外壁、間仕切、屋根、床にご使用いただけます。

  • Qアスベスト(石綿)は入っていますか?

    ヘーベルパワーボード、ヘーベルライト、ユカテックは製造を開始した当初より原料にアスベスト(石綿)は一切使用していませんので安心してご採用、ご使用ください。
    アスベスト(石綿)は、天然に産出する繊維状鉱物で、主に茶、青、白石綿の3種類が実用化されてきましたが、労働安全衛生法施行令が改正(施行令第16条および別表第8の2 平成16年10月施行)され、現在では「石綿を含有する製品」の製造、使用等が原則禁止されました。建材関係では、石綿含有量が1%を超える製品の製造、使用等が禁止される「石綿を含有する製品」として、窯業系サイディング、住宅屋根用化粧スレート、繊維強化セメント板、押出成形セメント板、石綿セメント円筒の5品目が指定されました。
    もちろんALCパネルは元来アスベスト(石綿)を一切使用していませんので、上記建材に指定されていません。

  • Qヘーベルパワーボードは不燃材料ですか?

    ヘーベルパワーボードを含むALCパネルは不燃材料です。
    不燃性能の技術的基準「平成12年5月30日建設省告示第1400号 不燃材料を定める件」に規定される「コンクリート」に含まれます。

  • Qヘーベルパワーボードの耐久年数はどのくらいですか?

    ヘーベルパワーボードの基材自体の耐久年数は約60年です。しかし、防水塗装が必要な材料ですので、塗装材の耐久年数に応じたメンテナンスが必要です。詳しくはこちらのページをご確認ください。

ヘーベルパワーボード純正塗料について

  • Q純正塗料の特長を教えてください。

    ヘーベルパワーボード専用に研究開発された、「20年以上の高耐久」「高意匠」を強みとする塗料です。

  • Q純正塗料の施工方法を教えてください。

    「イベリアン」「グランロック」は吹き付け塗装専用の商品です。「サンシルキー」「プリティアン」はローラーでも施工が可能です。

  • Q特注色対応はできますか?

    申し訳ございませんが、特注色対応は行っておりません。各塗料の標準色の中からご選定ください。

  • Qマンセル値が知りたいです。

    こちらからご確認いただけます。

メンテナンスについて

  • Qいつメンテナンス(再塗装)を行えばよいですか?

    表面塗装材の耐久年数に依存します。一般的な塗料(アクリル系・ウレタン系)ですと塗り替え時期は、新築後(または前回の塗り替え後)7~10年程度と思われます。外壁面に著しい汚れやチョーキング現象(塗膜表面の劣化:塗膜を手でこすると粉状物が付く状態)が生じ始めたら要注意です。さらに塗膜の浮き、はがれ、ひび割れが生じ始めたら、できるだけ早めに塗り替え実施をおすすめします。メンテナンスサイクルを長くするためにも耐久性に優れたヘーベルパワーボード純正塗料をおすすめします。

  • Q塗り替え時にヘーベルパワーボード目地部の処理は必要ですか?

    通常、塗り替えを実施するタイミングで目地部のシーリング材の劣化状況を確認し、増し打ち(既設のシーリング材の上からシーリング材を打ち増しする)、もしくは打ち替え(既設のシーリング材を撤去し、新たにシーリング材を打設する)を検討することになります。

  • Q日常のお手入れ方法について教えてください。

    汚染物質により対応が異なります。詳しくはこちらのページをご確認ください。

  • Q家庭用高圧洗浄機は使用できますか?

    塗膜表面や目地シーリングを傷付けないように、水圧や壁面からの距離に注意しながらご使用ください。高圧洗浄機は壁面から30cm以上離し、水圧3MPaから洗浄開始し、剥離など問題なければ5MPaに上げて洗浄してください。シーリング部は直接狙わないようにしてください。

  • Qパネルひび割れがあります。どうしたらいいですか?

    該当箇所の補修、パネル1枚単位での張り替えが可能です。詳細は元請様、専門工事会社様にご相談ください。

  • Q目地シーリング上の塗膜がひび割れています。どうしたらいいですか?

    構造躯体の動きや経年劣化が主要因となって、目地シーリング上の塗膜のみにひび割れが生じる場合があります。ひび割れが軽微な場合はすぐには雨水の浸入に至らないと判断されますが、元請様や専門業者様にお問い合わせのうえ適宜補修工事の実施をご検討ください。

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